【3万円でできる】OSB合板で和室の床を洋室化する方法

リフォーム

こんにちは、ざびえるです。

築古の戸建に必ずと言っていいほどある和室。

通気性があり冬場の床冷えを減らしてくれる万能の畳ですが、色褪せや、表替えなど数年おきにメンテナンスが必要になります。

何より築古の和室では建物が歪んでくるので、畳と壁の間に隙間ができてしまいます。

表替えは以前業者にお願いした際は1枚5000円ほどでした。仮に6畳表替えをするだけで、30000円かかることになります。

今回は、3万円で和室を洋室にする方法をご紹介します。

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ビフォーアフター

工程は

  1. 掃除
  2. 畳の撤去
  3. 角材で骨組み作り
  4. 断熱材入れ
  5. 合板を貼る

という流れで行いました。

DIYをやる前と後はこちらになります。

ビフォー

アフター

OSB合板はそのままだと木っ端が足に刺さるのでニスやワックスを塗って表面を滑らかにします。

畳の撤去

一番初めに畳の撤去をします。

敷き詰められたたたみを剥がすには、バールを使って、てこの原理で持ち上げます。

隙間には長年のごみが溜まっているので、畳の下からは大量のごみが出てきます。撤去前にある程度掃除機で綺麗にします。

畳の撤去ですが、私の場合はいつも地域の最終処分場に持っていって捨てています。畳6枚捨てるのに今回は3000円程かかりました。

そして何より大変なのがこの畳を運ぶ作業になります。汚くて重たい畳を運ぶのは毎回汗だくになります。私の車はギリギリ畳が縦に詰めますが、車種ににもよるので、入らなければ、畳を切断する必要があります。

角材をビスで固定

畳を全て撤去したら角材をホームセンターで入手します。

角材は長さは1820mm、縦横45mm×45mmで4組1セットの木が安いのでいつも使っています。6畳間を洋室化にするため角材は4セット購入しました。

合板は厚みが12mmのコンパネを使っているのですが、この時ウッドショックの影響なのか、ホームセンターの合板コーナーが品切れており、仕方なくコンパネではなくOSB合板を買うことにしました。

OSB合板の厚みが9mmのものしかなかったので強度不足が心配ですが、コンパネよりも値段が安いので、細かいことは気にせず6枚購入しました。

木材を買うついでに断熱材も買います。スタイロフォームという水色の断熱材が有名です。カッターで切断できるので加工が簡単にできます。小さなごみがたくさん出ますが。

厚みで値段が変わるので、本来は角材と同じ45mmの厚さにしたいのですが、ごまかして30mを買います。

ちなみにスタイロフォームも在庫がなく、他にも25mmも買いました。

木材を床に敷いていきます。畳のサイズが三六(910mm×1820mm)なので30㎝間隔で角材を敷き詰めるとそこそこ強度が出ます。

今回は45cm間隔で打ちつけました。(材料が足りなかったため笑)

断熱材を入れる

続いて断熱材を隙間に詰めていきます。

隙間があると断熱の効果が弱まるので、なるべくぴったりと入れたいところですが、そんなにうまくいきません。

切る時に若干斜めに切ることで、多少の誤差をごまかしていきます。

スタイロフォームはカッターでも切ることができるので丁寧に切っていきます。

切る時に細かなごみが大量に出るので、周辺を汚さないように気をつけます。

OSB合板で床を塞ぐ

OSB合板を貼っていきます。隙間ができないように注意して貼っていきますが、極端にギチギチに貼ると床なりになるので、ほどほどがおすすめです。

一度仮で置いてみて大丈夫であれば、ビスでとめていきます。これはあるあるなのですが、面倒くさがって打ち付ける木材の場所に印をつけないと場所が分からなくなってしまいます。

ニスを塗って完成

最後に床用のニスを塗って完成です。

値段は木材がおよそ7000円、断熱材が10000円、OSB合板が7000円、ビスが700円、ニスが4000円で合計は28700円でした。

和室の床を洋室化にする方法は他にもOSB合板ではなく、コンパネを敷き、クッションフロア―やフローリングを貼るのが一般的ですが、今回は手間とコストをカットするのと、OSBの木目をデザインとしてあえて活用してみました。

さいごにこの記事を読んでくださった方のお役に少しでも立てれば幸いです。

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