素人が戸建の屋根を自分で塗装する方法

リフォーム

こんにちは、ざびえるです。

屋根の塗装は、足場を組んだり業者にお願いしたりすると、費用が高くなってしまいます。

色々と考えた結果ホームセンターでペンキを買い、脚立を使って屋根を塗装することにしました。

今回は素人が屋根を塗装する方法についてまとめました。

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ビフォーアフター

左がペンキを塗る前で右が塗った後になります。色はホームセンターに置いてあったナス紺を選びました。

必要な道具

  • ペンキ
  • ローラー
  • 継ぎ柄
  • ハケ
  • 薄め液
  • バケット
  • マスカ―
  • マスキングテープ
  • 脚立

になります。

ペンキは油性を使いました。ローラーバケは大きすぎると広範囲を塗れて楽ですが隙間や凹凸に弱いので、ハケで初めに細かいところを塗ります。

トタン用のローラーを使えば凹凸も気にすることなくスムーズに塗ることができます。

ローラー単体だけでなく継ぎ柄を使うと遠くまで塗れて楽です。

屋根からペンキが垂れるので、事前に下や壁にマスキングをします。

※屋根から落下すると大怪我につながりますので、屋根の塗装は足場を組むのが前提になります。今回の方法はあくまでも素人の実践記事になりますので、行う場合は自己責任でお願いします。

屋根の塗装をする前に

 屋根や外壁などの建物の周りで作業するときは、ご近所に挨拶へ行き、

今屋根の塗装をしていまして、少しうるさくなるかもしれないのですが、日中の時間に行いますので、すみませんがよろしくお願いします

周囲への気遣いを忘れずにしてください。

屋根で作業していると近隣の方が物珍しそうに見てきたり話しかけたりしてきます。また、こちらは新しく来たものですので、くれぐれも地域のコミュニティーを乱さないほうが良いと思います。

ちなみに外壁を塗装していた際に、隣の家にペンキが飛び散ってしまったことがありました。

勿論相手側はとても怒っていたのですが、すぐさま謝罪に行くことで事なきを得ました。

これがボタンの掛け違いになっていたら、リフォームどころでは無くなるところでした。

それ以降隣の方には「今こういう作業をしていて、こういった対策をとっているからやらせてほしい」と細かく相談をしてから取り組むようになりました。

塗装の手順

塗装の順番としては

  1. 足場の設置(今回は脚立で登ります。)
  2. 養生
  3. 必要な道具を塗装する場所まで上げる
  4. 塗装

になります。

足場の設置

三角屋根であれば、脚立で登ったとしても、ペンキのバケットを置く場所やそもそも屋根で作業することが難しいのですが、今回は、斜度も緩く登って作業することができそうだったので足場を組まずに行いました。

二階の窓から屋根に乗り、そこから脚立を架けていきます。もし誰かと作業するのであれば、もう一人に脚立を支えてもらうと安全かと思います。

1人の場合は脚立を必ず紐などで動かないように固定してください。

養生

足場が終わったら次は養生をしていきます。

といっても二階の屋根からペンキが垂れても一階の屋根に落ちるので、養生はしていませんでした。1階の屋根と壁の間にマスキングをするぐらいで、一階の屋根から落ちたペンキは特に気にせず、放置しました。

ただし、

  • 隣の家との間が狭い
  • ペンキを塗っている日の風が強い
  • 窓や排気口にペンキがつく

などの際はマスキングをしないと大変なことになるので、面倒くさがらずにしてください。

必要な道具を塗装する場所まで上げる

ペンキを塗り始めると、自分の動ける場所が狭くなってきます。なので道具の配置はとても大切です。

一斗缶から必要な量をバケットに注いで、薄め液で薄さを調整します。

薄め液は水性と油性で使うものが変わってきますので、間違えないようにしてください。

ちなみに薄め液を使わずに塗ると塗料があまり伸びないので、塗りづらいです。

塗装

ローラーとはけを使って塗っていきます。

塗る順番は、奥の端から塗っていき、真ん中は最後に塗ります。

具体的な方法はこちらで紹介されています。

この時にローラーが大きすぎたのと、トタン屋根用ではなく、普通のタイプを使った他ため、出っ張っているところに上手くぬれずに、時間がかかりました。

また軒(屋根の横)をはじめに塗るのを忘れたため、屋根が乾いてからもう一度軒だけを塗る羽目になりました。

よーく見るとムラが出ていますが、素人作業なのでそこはご愛嬌で(笑)

ペンキはよく飛び散るので、汚れても良い服装と靴を用意してください。僕はツナギとタビをホームセンターで買いました。それからゴーグルもあるとおすすめです。

作業にかかった時間

二階の屋根に1日。

一階の屋根に1日

軒で半日かかりました。

ですので屋根を塗装するのにかかった時間は3日です。(朝の10時から日が暮れる6時ころまでノンストップでやりました)

ちなみにかかった金額は、だいたい塗料が一斗缶(14kg)の1万5千円と、ハケ、ローラー、薄め液、バケット、マスキングで5千円くらいなので、

トータル2万円で塗り替えることができました。

最後にこの記事を読んでくださった方のお役に少しでも立てれば幸いです。

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