こんにちはざびえるです。
1号物件の最大の問題である、床の傾き。
一番傾いているところで7cmも床が落ちていました。というか家自体が傾いているため、1階だけでなく2階の床と窓も傾いていたり、サッシが閉まらなかったりと、修繕箇所が盛りだくさんです。
僕が調べた中で候補に挙がったのは
- ジャッキアップして家の傾きを直す
- レベル調整して床だけ水平にする
の2つでした。
ジャッキアップは根本の解決になりますが、値段が高いため断念。必然的にレベル調整一択です。
今回は素人でもできる床の傾きを直す方法(レベル調整)を紹介します。
※あくまでの個人の考えなので、行う際は自己責任でお願いします。
必要な道具
レベル調整では
- レーザー水平器
- 丸ノコ
- 水糸
- 木材
- ビス
- マジック
- さしがね
を使いました。
レーザー水平器は、プロで使うものは何万もするので、お手軽なものを選びました。
丸ノコは掃除機と接続できるものが後々役に立つのでお勧めです。
それ以外の道具はホームセンターで揃えました。こだわりなども特になかったので、どれも安いものを選びました。
直すのにかかる時間
今回は6帖の和室と10帖のリビングのレベル調整をしました。
和室は朝から晩まで作業をして、およそ2日でレベル調整と、コンパネを敷き詰めるところまで行きました。
リビングの方は、格子状の木枠を作ったため、1週間ほど時間がかかりました。
直し方
始めに畳を剥がしていきます。剥がし方は、畳の隙間にバールを差し込みてこの原理で浮かせます。
畳を全て剥がすと、床が見えてきます。畳の下の床は通気の関係で隙間が空いています。
次にレーザー水平器を使って水平を取っていきます。実際に水平を取るところを写真に残すのを忘れたので、参考にした動画をご紹介します。
床の傾きを計測
入り口が一番高く、窓側の奥に行くにつれ、床が歪んでいました。その差は7cm。
目印をつけたら、次の作業へ続きます。
材料を購入
幸いにも物件から車で5分の所にホーマックがありました。
DIYやリフォームをする上で一番重要なのが材料の調達方法です。楽天やアマゾンは値段が安いのでいいのですが、届くのに時間がかかります。
もしリフォーム中に何か足りないものが出た時には近くのホームセンターの在庫が全てです。
サイズは3.5×4.5の角材を購入。
角材が太すぎると、床の底が上がりすぎてしまい、天井との距離が短くなったり、ドアが開かなくなったりするので、あらかじめ何センチ床が上がるのかを計算してから購入します。
この時に致命的なミスがありました。それは、木材自体が歪んでいるということです。
木材は正確だからと思い、レーザーで測った印に合わせてビスでとめたのですが、木材が真ん中に行くにつれて、しなっているため
床と木材の隙間に入れる木の長さを間違ってしまいました。
また、縦に板を等間隔で並べたのですが、隣の板の高さを測らずに、隙間の板を固定していったので、
左右の木材の高さがバラバラになってしまいました。
それに気づいたのが、コンパネを敷き詰めたあとだったため、後の祭りです(笑)
対処法としては、水糸を前後左右に1本ずつ張って、高さを調節するという方法があります。
しかし正確さを求めても我々は素人DIYなので・・と自分に言い聞かせました。
端材を敷き詰めビスで固定
木材と床の隙間に柱を入れていきます。この作業がめちゃくちゃ大変です。一日中中腰なので腰をいわしてしまわないよう気をつけてください。
傾きが少なければビスを上から打てば床まで一気に固定できるのですが、7cmもあるため、木材自体を斜めから固定しました。
コンパネを敷き詰めて完成
コンパネ以外にも、針葉樹合板などもありますが、強度を考えるとコンパネがおすすめです。
新しく作った根太の上にコンパネを敷き詰めていきます。このときに、根太の場所に印をつけるのを忘れないようにしてください。
また、コンパネはギチギチに敷き詰めると床なりの原因になるので、少し隙間をあけて最後にパテで塞ぎます。
もし予算と時間に余裕があれば、コンパネを貼る前に根太の隙間に断熱材を敷き詰めると、冬場の断熱に期待ができておすすめです。
コンパネを敷き詰めた状態です。この時に手ノコなどがあれば、柱の厚み分をくり抜けるので、壁までぴったりと敷き詰めることができます。今回はめんどくさかったので、行いませんでした(笑)
コンパネができれば、この上にクッションフロアーやフローリングを施工すると床の完成になります。
今回は床の傾きを直す方法をご紹介しました。
最後にこの記事を読んでくださった方のお役に立てれば幸いです。
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