時計回りに180度回転する、バックサイド180のやり方についてご説明します。
Backside180(バックサイド180)のやりかた(キングス)
アプローチ~スタートからボトムまで
フロントサイドはトゥーからヒールに乗るラインをとりますが、バックサイドは反対でヒールからトゥーに乗るラインどりになります。
- 両肩を結んだ線が板の進行方向と平行になるように
- 全体的にリラックスしてエントリー
- 前足と後ろ脚のバランスは3:7くらい
ボトムからリップまで
- 気持ちトゥーを意識するが、ほとんどフラットでOK
- 体をコンパクトにし、抜けに備える
抜け(リップの頂点)
- 抜けはオーリーと同じように、真っすぐ抜ける
- 気持ちつま先で抜けるよう意識
- しっかりと軸足で踏み切り、真っすぐ上に跳ぶ
空中姿勢(エアーのピーク)
- すぐにグラブしようとすると姿勢が崩れて危ないので、抜けでしっかりと踏み、下からの反発に合わせてグラブする
- 右手と右肩を後ろに振り、回転する。
着地まで
- エアーのピークで90度回し、着地までに残りの90度を回す
- 着地する地点に視線を向け、板を真っすぐに合わせる。
- ブラインドで着地
チェックしたいこと
- 抜けは必ずトゥー(ヒールで抜けると、引っかかって転びやすいです)
- オーリーをしてから回していく(抜けと回転にメリハリをつけるとカッコイイです)
- エアーではコンパクトな姿勢(棒立ちだと危険です)
- スイッチを練習する(着地の成功率が上がります)
などを意識したいです。
練習としては
- その場で180度回してみる
- 緩斜面で180回してみる
- ぽこじゃんで180回してみる
- 小さなキッカーでトライ
というように段階的に練習するのが効果的です。
さいごに
バックサイド180はスイッチ着地となるので、難易度は高くなります。フロントサイド180にも同様のことが言えますが、180度をきれいに回すことができるようになると、その後のトリックの上達スピードやメイク率が高くなります。お尻から空中に飛び出すため、始めは怖がって踏切が甘くなってしまったり、早抜けになってしまうことがあるので、段階的に練習することをお勧めします。
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