2017年にスノーボードに関わる新しい団体が日本で発足されました。SAJ(全日本スキー連盟)やJSBA(日本スノーボード協会)などの大きく違うところはスノーボードトリックの検定実施と認定を行っているところです。今回は発足したばかりのJSTAAAについてまとめたいと思います。
JSTAAAとは
JSTAAAとは正式には一般財団法人日本スノーボードトリック検定&認定協会と言います。ホームページでは主に3つの理念を掲げており
1. 趣味でスノーボードをされている皆様に、目標、目的を持っていただき、
より一層スノーボードを楽しんで長く続けてもらえる場を生み出す。
出典: 一般財団法人日本スノーボードトリック検定&認定協会
2.引退した選手の『新たな夢、目標、道』を生み出す。
3.スノーボードの力で人々の笑顔を作り出す。
これらを協会の理念としています。
検定内容(トリック検定)
検定の内容は「ジャンプ」「ボックス」「レール」「ハーフパイプ」の4種目の中から好きな種目を選択して受験する流れとなります。それぞれの種目にはトリックの難易度ごとに「ステージ1」「ステージ2」に分かれていて、ステージ1は10級~1級まで、ステージ2は6級~1級に細かく実施種目が分かれています。
どのようなトリックか分からなくても、ホームページに動画が掲載されているので、目標に向けて意識しやすいですね。もちろん検定種目は「一般男子」「一般女子」「ジュニア、シニア」とカテゴリーが分かれています。
受験料
受験料は会員と非会員で料金が違い、また合格後に別途公認料がかかります。非会員の方は2級、1級を受けることができないようなので注意が必要です。
ステージ2は会員のみ受験可能で受験料がどの級も3000円、認定料が2500円になります。
ステージ2の1級を取得すると、B級レッスンプロという資格を取得することができるようです。そのほかにも
- トリック検定員
- ジュニアリーダー資格
- 公認スクール
などの資格についても取得に繋がっていきます。
入会費
さいごに
スノーボードのトリックは冬のシーズンだけでなく夏場にオフトレ施設なども利用するなど、他のスポーツ同様長い年月と選手の努力によって身に着けたものです。そのような経験は引退した選手やスノーボードファンにとって非常に価値があるものであり、今以上に尊重されるべきだと思います。トリックが好きな人は今回のような検定をモチベーションに練習に取り組むのも1つの方法だと思います。
一般財団法人日本スノーボードトリック検定&認定協会「 https://www.jstaaa.com/」
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