【スノーボード】バッジテスト1級を取ったら準指導員の資格を取るべき理由

スノーボード

こんにちは、ざびえるです。

自分の実力が知りたい」「スノーボードの資格が欲しい」という方にとって身近なスノーボードバッジテスト。

なんとか1級まで合格できたという方は多いと思いますが、その先の指導員、準指導員の資格にチャレンジする方はとても少ないです。

私自身バッジテストの1級を取得した翌年に準指導員の資格を取得しましたが、今振り返ってみても、取得のメリットのほうが大きかったなと

思います。

今回はスノーボード準指導員の資格を取るべきメリットとデメリットについてまとめます。

この記事でわかること

  • 準指導員をとるべき理由
  • 準指導員を取得のデメリット
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準指導員とは

準指導員とはSAJ(日本スキー連盟)の資格の1つです。準指導員の資格を取得することで、

SAJ公認のスキー学校でレッスンを持つことができます。(一部の都道府県では準指導員や指導員でなくてもレッスンを持つことができるようです)

受験資格としては同連盟のスノーボードバッジテスト1級を取得していることが条件になります。

準指導員のメリット

準指導員を取得することのメリットとしては

  • スノーボードを仕事にできる
  • 自分の滑りを客観的に見える
  • 人間関係が広がる

などがあります。それぞれ細かく説明していきます。

スノーボードを仕事にできる

個人的には1番大きなメリットだと思います。スノーボードが好きで今後も滑り続けていくだろうと思ったときに、

せっかく長い時間をスノーボードに費やしているのだから、仕事としても関わっていきたいな、と思ったのが私の受験する動機でした。

スノーボードでお金をもらう方法としては、スキー場で働く、スキー場周辺の施設で働く、サポートやスポンサードを受けるなどもありますが、

拘束時間や、勤務時間が柔軟なインストラクター業が一番敷居が低いと思います。

自分の滑りを客観的に見える

準指導員の資格を取ろうと思ったら、実技試験の練習(養成講習)をすると思います。

私のときは1人しかいなかったため、担当の先生とマンツーで教えてもらうことができました。

とにかく滑ってはリフトでアドバイスをもらい、また滑る。というのを繰り返すうちに、

自分の癖や滑り方をなんとなく言葉で表せることが多くなりました。

また理論の勉強をすることで全体的な知識がついたと思います。

当時の担当の先生から「自分の滑りを説明出来たら合格できるよ」と言っていただいたことの意味がようやく分かったような気がします。

滑りの客観視が深まることで結果的に滑りの上達が早くなると思います。

人間関係が広がる

スノーボードって毎回滑っていると滑るメンバーや仲間が毎回同じに・・なんてことがあると思います。

気心の知れた仲間や友達と滑るのは何よりもスノーボードの楽しさの1つなので、とても良いと思いますが、

裏を返せば、滑りのマンネリ化にもつながってくると思います。

あと以外に毎日滑っていてもスキー場で知り合いや友達って増えずらいです。

そういう意味で言うと準指導員の受験仲間やスキー学校の先生方との出会いは、普段の人間関係とは違った、

新たな出会いに繋がりと思います。

準指導員受験のハードル

なかなか準指導員の資格に挑戦できない理由として、

  • お金がかかる
  • 時間がかかる
  • 受験者から指導者になること

などのハードルがあることは確かだと思います。

費用がかかる

先輩からは「準指導員の資格は30万くらいかかるよ」と言われたことがありました。

費用の内訳は、検定の受験料がだいたい10万円ほどかかります。

次に普段の練習をするための講習が7回分あったので、合わせて4万くらいです。

そして実際の検定バーンを使った養成講習が1回あるので、そこまでの交通費と宿泊費です。

さいごに当日の検定が3日日程なので、宿泊費と交通費がかかります。

さらに受験して合格をすると追加で振り込みがあったと思います。

受験会場は何年かおきに変わるのですが、私の時はルスツリゾートだったので、自宅からも遠く、宿泊する必要がありました。

時間がかかる

バッジテストまではそこまで練習をしなくても実力があればある程度1級まで取ることができます。

しかし準指導員からは、検定種目が増えるのと、筆記試験などもあるので対策をしていかなければなりません。

また自分のホームゲレンデで行われる養成講習もあるため、少なくとも1シーズンを定期的に滑りに行ける環境が必要になります。

結婚をされている方や、お子さんが小さい方などにとって、家を空けて滑りに行く環境を作るだけでも大変だと思います。

また、当日の試験は金曜日から始まるので、平日に仕事がある方はどうにか職場と都合をつけて休みをもらう必要があります。

教わる人から教える人になる

「自分は教えるほどうまくない」と考える人も多いと思います。また「趣味でスノーボードしているのに、休日くらいは自分のペースで楽しみたい」

と思うのが普通です。

スノーボードは好きだし、時間もお金もあるけど、インストラクター業をするまではいかない。という精神的なハードルもあります。

それでも準指導員をおすすめする理由

準指導員のメリットと想定されるハードルについて触れましたが、個人的にはそれでも準指導員に挑戦してほしいと考えています。

理由は、自分のスノーボードの視野が広がるからです。

ただ何となく滑っていたころに比べて、誰かに見てもらい、アドバイスをもらい続けることは本当に自分のステップアップになります。

また受験には北海道内の色々な地区から集まるため、資格を取った後も同期として連絡を取り合うこともあります。

バッジテストを受けるというだけでもハードルは高いです。そんな中、1級まで取得できるということは、

スノーボードに目的意識をもって滑られているということだと思います。

おそらく、目的や目標に向かってたくさん滑り、いろんなことを考えているその情熱はバッジテストだけで満足するのは、

すごく勿体の無いことだと思います。

さいごに

今回はバッジテスト1級を取得した人こそおすすめしたい準指導員への受験についてまとめました。

この記事を読んで頂いた方のお役に少しでも立てれば幸いです。

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