スノーボードインストラクターの給料について

スノーボード

こんにちは、ざびえるです。

「スノーボードで生活がしたい!」という方が1度は考えるであろうインストラクターや指導員の資格。

私は現在SAJ公認スノーボード準指導員の資格を取得していて、シーズン中はスキー場でインストラクターをしています。

今回はインストラクター業の経済面に関わることをまとめたいと思います。

この記事でわかること

  • スノーボードインストラクターの待遇
  • スノーボードインストラクターの業務
  • インストラクターだけで生活できるのか
スポンサーリンク

スノーボードインストラクターの待遇

私は主に土日の仕事休みを利用して、インストラクターをしています。

インストラクターの資格は

  • SAJ(日本スキー連盟)の資格
  • JSBA(日本スノーボード協会)の資格

の2つに分けることができ、SAJの資格は指導員、準指導員、などと言われています。

JSBAの資格はA級インストラクター、B級インストラクターなどと呼ばれています。

私の場合は、スクールに通っていた団体がSAJしかなかったので、準指導員の資格を取りました。

インストラクターの日給

スキー場の大きさや、レッスンを申し込む人数によって金額に差があるようですが、私の所属しているスクールでは、

日当が5000円~6000円ほどとなっています。この金額の中に交通費も含まれていて、私の場合は、

自宅からスキー場まで80キロほどあるので、半分くらいは交通費になっています。

ちなみに同じインストラクターでも、準指導員と指導員では金額が変わっていて、指導員になると、500円上乗せで支給されます。

ちなみに私が活動しているスキー場は二人乗りリフトが一基とロープトーがあるだけの割とこじんまりとしたスキー場です。

これが例えばニセコ、白馬、札幌近郊などの規模も人数も大きなスキー場であれば、日当9000円~10000円というような金額も期待できます。

リフト券代

リフト券代は基本的にスキー学校のリフト券を借りてレッスンをします。

レッスンに入っていない日でも、リフト券が余っていれば、研修という形でリフト券を借りて滑ることができます。

これはスキー場によって違っていて、規模の大きなスキー場では、リフト券が支給されるところもあるようです。

ちなみにうちのスクールではリフト券を借りて滑る時は、必ずスクールウェアを着用するのと、追加でレッスンが入った場合は、連絡が入ります。

そういったことが嫌な人はリフト券を買って滑っている人もいます。

レストランの割引

レッスンの時間は午前の2時間、午後の2時間に分かれているので、お昼の休憩があります。

なのでインストラクターもロッジで持参したお弁当屋、レストランで昼食をとります。

食べたいメニューを注文するときにスキー学校の所属を証明できるものを提示することで、1割引きで食べることができます。

スクールウェア

レッスンに入る時はスキー学校ごとの指定されたウェアを着用します。スクールで一括して購入し、インストラクターに貸し出すパターンと、

インストラクターが自腹で購入するパターンがあります。

私のスクールでは自腹になっていて、上下合わせて、5万~7万円します。

スクールウェアはスキー場によって色々なメーカーがあるので、ノースフェースなどのおしゃれなメーカーを採用しているところもあれば、

ミズノやフェニックスなどを使用しているところもあります。スクールウェアは数年おきに買い替えなければならないため、かなりの出費になります。

スノーボードインストラクターの業務

レッスンの時間は午前が10時~12時、午後が13時~15時の4時間が基本です。

なので担当の日はだいたい9時半にはスキー場に到着する必要があります。

レッスン関係

レッスンの担当はシーズンが始まる前に割り当てを決めていきます。それをもとにした稼働表を見て、自分の稼働日を確認します。

年末年始は観光客が多く来るので、その分忙しくなりますし、平日でも修学旅行生が来るときもあります。

修学旅行生にレッスンをする場合は、だいたい1泊2日や2泊3日になることが多いので、その間はホテルに一緒に宿泊することになります。

宿泊する代金も学校やスクールが払ってくれることが多いです。

検定関係

レッスンの他にも大会のスタートマンやジャッジ、検定の検定員など色々な仕事があります。

そのような場合でも謝礼という形で支給されることがあります。

インストラクターだけで生活できるのか

結論から言うと難しいと思います。

仮に規模の大きなスキー場で毎日レッスンに入るのであれば、その期間は十分可能ではあると思います。

しかし、スキー場の多くは12月後半から3月までの営業なので、その期間以外の収入を得る方法を考える必要があります。

日本の夏の時期にニュージーランドなどの南半球へ行ってインストラクター業をするという方法もありますが、収入が不安定なため、

アルバイトをして生活費を稼ぐ方が多いと思います。

周りのインストラクターの方は平日は定職に就き、土日や長期休みの空いた時間を利用してスクールで活動している方がほとんどです。

なのでインストラクターだけでなく他の仕事と組み合わせることで、金銭的な余裕も生まれて活動の幅が広がるのかもしれません。

さいごに

今回はスノーボードインストラクターの給料について私の実体験も交えながらご紹介しました。

正直なところインストラクター一本で行くのは少し難しいかなと思いますが、交通費や道具代などの見直しや節約をすることで、

余裕を出すことは可能です。

それでもスノーボードだけで生活するということはとても素晴らしいことであり、個人的にもそうありたいと思っています。

この記事を読んで頂いた方のお役に立てれば幸いです。

コメント