【比羅夫コース】蝦夷富士 羊蹄山を日帰りでお鉢巡りしてきた2020/07/25

登山

こんにちは。ざびえるです。

自然豊かな環境が広がるニセコエリアにおいてシンボル的な存在の羊蹄山。

夏はトレッキングやトレイルランニングをする方が多く、冬にはニセコならではのパウダースノーを求めてバックカントリーをするなど1年を通して人気のスポットです。

冬には周辺にあるニセコヒラフスキー場や、ルスツリゾートなどの北海道を代表するスキー場に滑りに行くのですが、その時から羊蹄山への憧れを漠然と抱いていました。

羊蹄山への登山コースは4つありますが、その中でも比較的に初心者向けと言われる比羅夫(倶知安)コースで登ってみました。

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羊蹄山はこんな山

羊蹄山は富士山と同じ成層火山です。その形の綺麗さから北海道の富士山【蝦夷富士】と呼ばれています。

日帰りでも登ることはできますが、頂上にあるお鉢巡りもすると往復で10時間以上はかかってしまします。装備や体力などと相談して判断する必要があります。

標高1893m
標高差1590m
距離14km
標準タイム9時間
水場半月湖野営場にあり
山小屋標高1675mのところに羊蹄山避難小屋があります。
素泊まりが1000円かかります。
【開設期間】6月中旬~10月下旬
問い合わせは倶知安町商工観光課まで(0136-22-1121)
駐車場約30台(無料)
トイレあり
登山口羊蹄山登山口駐車場
半月湖野営場に隣接しています。張数は10張ほど。
お問い合わせ・羊蹄山の行為・規制について(0142-73-2600)
・各登山道までのアクセスについて(0136-23-3388)
・避難小屋利用について(0136-23-3388)
・登山道の情報について(0136-22ー1152)

アクセス

移動手段目安
タクシー倶知安駅から約10分。およそ2500円ほど。早朝の場合は事前予約がおすすめです。
自家用車札幌市内からおよそ2時間(94キロ)途中峠道があります。
電車JR北海道
札幌駅 内勤事務室  Tel 011-222-6131
札幌駅 お忘れ物   Tel 011-222-6130
倶知安駅       Tel 0136-22-1310
バス道南バス倶知安営業所 Tel 0136-22-1558
ニセコバス本社営業所 Tel 0136-44-2001
Niseko Bus(English)    Tel 092-286-9555

羊蹄山 比羅夫コース 登山タイム

地点
コースタイム
スタート
1合目
7:29
7:59
2合目8:20
3合目8:40
4合目8:56
5合目9:21
6合目9:51
7合目10:15
8合目10:43
9合目11:01
頂上12:29

羊蹄山の登山ルートガイド

登山口の近くにある駐車場に車を停めます。

テントを張る場所もあるので、テント泊している方も何名かいました。駐車場の横には水場とトイレがあるので、ここで済ませます。

1合目

比羅夫コースはスタートして30分ほどすると斜度が急になるとガイドに書かれています。それまでは平坦で歩きやすい道が続きます。途中倒木があるのですが、歩きやすいように切断されているなど管理されています。

3合目

急坂をひたすら登ります。3合目の看板の横からがニセコの街並みが覗いています。

だいたい20~30分ほどで1合ずつ進んでいきます。

4合目

この日も多くの方が登っていて、たくさんの方とすれ違ったり声をかけて頂きました。中にはトレランをしている人もいて、びっくりしました。

5合目

看板にも羊蹄山トレランマラソン大会の文字が。傾斜は変わらずに続きますが、1合ごとのペースを掴んできたのか、テンポよく感じました。しかし、長丁場の登山は経験が浅いため、徐々に疲労を感じています。

6合目

この日の気温は27℃と道民にとってはなかなかの気温です。日陰を歩く分には心地良いですが直射日光はわりと強め。

7合目

七合目では地面が雨水によって削られてハーフパイプのような場所が何度かあります。地面が湿っていたため滑りやすくなっていました。注意しながら進んでいきます。

8合目

ガレ場が増えてきて足場が不安定なところもちらほら。

9合目

開けた場所が9合目の目印です。ここから左へ進むと北山を経て山頂に続いています。右は避難小屋へ続いています。

「あと1合か・・」と完全に気を緩めていましたが、ここからが地味に長いです。

羊蹄山の火口は父釜、母釜、小釜と呼ばれる大きさの違う釜があります。北山を通過し、外輪を反時計周りに進みます。

山頂に到着。せっかくなのでお鉢巡りをします。この日は雲の動きが早く、視界が全く見えないこともありましたが、しばらく様子を見ていると・・

ときどき雲の切れ目から絶景を眺めることができました。

お鉢巡り(時計回り)

景色が変わり続けるので、とても楽しかったのですが、岩場がけっこう疲れます。また、道しるべがわかりずらく、何度も滑落したら戻ってこれなさそうな道に迷い込みそうにもなりました。

羊蹄山のお花たち

エゾアジサイ

コガネギク

クルマユリ

チシマアザミ

最後に

お鉢巡りにけっこう時間をとられてしまい、登山口に戻ったのが17時すぎでした。

標高差1500mでだいぶぐったりとしたので、帰りはニセコ五色温泉へ行き、疲れを癒しました。

今回は羊蹄山の比羅夫(倶知安)コースについてまとめました。

この記事を読んでくださった方のお役に少しでも立てれば幸いです。

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