バックカントリーに最適なデイハイカー31Lバックパックの使心地について

ギア

こんにちは。ざびえるです。

バックカントリーへ行く際に、必ず用意したいのが、ボードを固定できるバックカントリー用のバックパックです。

今回はバートンから出ているデイハイカー31Lバックパックの使い心地について、実際にバックカントリーで感じたことをまとめたいと思います。

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スペック

バートンから出ているスノーパックの1シリーズである「デイハイカー」シリーズ。

サイズは3展開で、25L、28L、31Lがそれぞれラインナップされています。

デイハイカーシリーズの特徴はバックカントリーにも持ち出せる性能でありながら、ノートPCや小物をたくさん収納できるなどの、日常生活でも十分に活躍するポテンシャルを持っているという点です。

全体的にカラーも統一されていてかっこいいです。

実際に手に取ってみて感じたのは、大きさのわりに意外と軽いということでした。普段使っているバックパックと比べても重さは半分ほどと思えるほどの軽さです。

バックカントリーでは、何時間も斜面を歩き続けるため、荷物の重量というのは疲労軽減や体力温存という点でもとても大切になってきます。

表面には板を固するバンドが付いています。バンドにはラバーパーツが使われているので、板がズレることを防いでくれます。また調整するベルトもラバー内に収納できるので、すっきりとまとめることができます。

人口工学に基づいた背面のシルエットは、パッドの厚さや、背中が当たるパーツの凹凸など、背負い心地にも工夫がされているため、とても快適です。

登山を趣味にされている方はご存じかと思いますが、バックパックにおいて、荷物の重さを肩だけでなく、腰で背負うことで重さを分散し、疲労を軽減させることができます。

このデイハイカーバックパックの嬉しい点は、ウエストベルトのサポートが厚めに作られているというところです。

よくあるなんちゃってバックパックはナイロンのベルトだけというのが割と少なくないのですが、これはクッション付きのサポートがついているので、線ではなく面で支えることができます。

収納性

スノーボードに必要な用具はもちろん、タブレットやノートPCまで収納できるスリーブがあるなど、ポケットや小分けにされたスペースがたくさんあるのもデイハイカーの特徴です。

これは、バックカントリーだけでなく、ストリートも想定して作られているからだと思います。

この中にキャンプ用品を入れて、キャンプに出掛けるのも良し、ノートパパソコンや仕事道具を入れて、自然の中でワーケーションするのも良しです。

タグには用途をイメージしやすいようにイラストでの説明が描かれています。

耐久性のあるバンド

先ほども説明しましたが、板を固定するバンドは、とにかくきつく固定できることに越したことことはありません。デイハイカーのバンドはラバー素材でズレずらいのと、硬めのラバー素材なため耐久性も高いです。

さすが生粋のスノーボードメーカーなだけあって、ユーザーのニーズをしっかりと製品に落とし込んでいます。

背負い心地

写真ではわかりずらいのですが、クッションが分厚いです。これはそのまま重いものを背負ったときに肩への負担を分散するのに役立ちます。

チェストストラップは、根本がスライドするため簡単に調節することができます。

ありがちな、アウターの胸ポケットのチャックをあけるために毎回チェストストラップを外すという手間も省けます。

デイハイカー31Lバックパックの良いところ

多様な使い方ができる収納

外側の上部にはジッパー式のポケットがあります。大きめのゴーグルでも入るので、頻繁に使う道具が収納できます。

外側の中央は伸縮性のある素材なため、大きめのペットボトルも入ります。また、長さもあるので、ゴープロなどのアクションカメラを自撮り棒ごと入れることもできそうです。

両サイドのポケットは深さもあるため、飲み物などが落ちづらくなっています。サイドには厚さを調整するバンドもあるので、バックパック自体の厚さも調整することができます。

外側上部には3つのジッパーがあります。左から小物入れ、真ん中がメインへのアクセス、右が背面からアクセスできるジッパーです。

真ん中のジッパーを開けると内側にメッシュのポケットがあります。

中にはぺんやキーホルダーなど細かく収納することができます。メッシュ素材なので何が入っているかが一目でわかるのが嬉しいところです。

厚めのウエストベルト

板を装着したままでも内部にアクセスできる

バックカントリーではハイクアップをしている最中に割とバックパックの中身を出し入れします。例えば、熱いので着ていた上着をしまう、のどが渇いたので飲み物を飲む、急に天候が悪くなったので、サングラスやゴーグルを装着する、など、そのときに天気やコンディションによって装備や補給を行うからです。

特にスノーボードをバックパックに装着していると、とにかく物の出し入れが面倒になります。

それを解消してくれるのが、背面から直接アクセス可能なジッパーです。

背面のジッパーを開けるとメッシュポケットの下にもう一つポケットがあります。参考書や厚めの本もすっぽりと入るので、バックパックの中で折れ曲がったりすることもないです。

背面側にはタブレットやノートPCを入れるポケットが2か所。

マジックテープで固定できるので、しっかりと固定できます。

またバックパック内側から水分補給用のチューブを通す穴がついているので、夏山の登山にも対応しています。

デイハイカー31Lバックパックの残念なところ

デイハイカーシリーズバートンの中でも、リリースされてから年月も経っており、毎年アップデートを繰り返しています。実際にテストライダーが使っていく中でのニーズを反映していることもあり、とても機能的で洗練されています。

しかし、個人的にここが惜しいという点が2か所ありましたのでお伝えします。

ある程度荷物がないと板がズレる

1つ目は、板がズレるという点です。

先ほどはさんざん板が固定されていて素晴らしいと説明しましたが、あくまでも荷物がある程度入っている状態でのことです。

反対に内側の荷物がスカスカであれば、どれだけ板をきつく固定したとしても、バックパック自体の型崩れがおきてしまうため、歩いている時に左右に動いてしまいます。

生地が薄い

軽量であるということの裏返しになりますが、登山用のバックパックに比べナイロンの生地が薄いです。枝や岩にぶつけて破けてしまうということはないのですが、

硬い地面にバックパックを落とした場合は中の物も破損する可能性があります。

底にペットボトルやウエアなどを入れると回避できると思いますが、メリットがある反面生地が薄いというのはデメリットにもなります。

さいごに

今回はバートンのデイハイカー31Lバックパックについて紹介させていただきました。

2022年からは廃盤になったのかラインナップから外れてしまっているようですが、使い勝手が良いので復活してくれることを期待しています。

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