バックカントリーでパタゴニアのカルサイトジャケットを使ってみた。

ギア

こんにちは、ざびえるです。

スノーボードをするとき皆さんはどんなウエアーを着ますか?

「とにかく派手な色やデザイン」

「暖かくて軽いウエア」

「安ければ何でもいい」

もちろんその時々の財布の予算や、ゲレンデで流行っているブランドやシルエットなどなど。その時々で変わると思います。

お金がないので、板やビンディング、ゴーグルにはお金をかけられるけど、ウエアはちょっと・・・という学生さん達や

土日しか滑らないから、板よりも見ためを重視したい! という社会人ボーダーさん。

スノーボードウエアって丈夫で温かいですよね。しかもポケットがたくさんついていて、なんでも収納できて便利ですよね。

だから滑る時は普段来ているジャンバーやアウターではなく、専用のウエアを着る人が多いと思います。

 でもボードウエアって重たくて動きづらいのも多いですよね。なにより、ボードウエアを街中で着るのは少し気が引けます。

街中はもちろん、ウインタースポーツにもそのまま使えるアウター欲しいと考える方にお勧めしたのが、パタゴニアのカルサイトジャケットです。

今回はパタゴニアのカルサイトジャケットを日常やバックカントリーで使用してみた感想をご紹介します。

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カルサイトジャケットとは

パタゴニアのYouTubeチャンネルにあるカルサイトジャケットの説明動画です。

定価は公式オンラインショップ上で37400円です。

カルサイトジャケットのスペック

カルサイトジャケットは100%リサイクルポリエステルのゴアテックスが使われています。

2.5層のゴアテックス・パックライト・プラス・ファブリクスという種類の生地です。

これは重ねている生地の枚数を表しているのですが、通常はゴアテックスメンブレンという素材をナイロンなどの表生地とニットなど裏生地で挟んでラミネートしています。

3層がゴアテックスの基本となるのですが、他にも表面とメンブレンだけの2層のものや、裏地をつけずに素材を吹き付けた2.5層のものなど、いくつか種類があります。

カルサイトジャケットに使われている生地は2019年にパックライトから進化し、より肌触りが良くなったパックライトプラスが使われています。

裏地をよく見てみると、凹凸があり、直接肌で触れても引っ付いたりすることがありません。

つまり、汗をかいてもべたつきづらいということです。

さすがに3層のゴアテックス生地と比べると透湿性はやや劣ります。

そのかわり、生地が薄いので、軽いのと、収納しやすいというメリットもあります。

サイズ感は身長165cm、体重60キロでSサイズが丁度良いサイズでした。普段はマイクロパフフーディ―を中に着るのですが、突っ張ったりせず、ある程度ゆとりがあります。

カラーはブラックを選びました。胸にはパタゴニアのロゴではなく、シンプルな文字だけプリントされています。店員の方が言っていたのですが、アルパイン用は文字だけのものが多く、ロゴがついているものは、タウン用だとのことです。

表面はサラサラしていて、質感があります。また、立体的に生地が組み合わされているので、肩回りや腕回りは動かしても快適です。

カルサイトジャケットの機能

前面のジッパーは止水仕様になっています。胸のところには、スマホを入れるのに便利なポケットが付いています。

バックカントリーでは荷物が大ため、バックパックの胸の前と腰にそれぞれストラップをつけます。腰のストラップをつけていると、どうしてもサイドのポケットに干渉してしまいます。

そんな時にこの胸ポケットがとても活躍してくれます。しかも、見た目以上に容量もあり、少々縦長のスマホやカメラでも問題ありません。

袖口のテープは最小限の大きさ

袖口にはゴアテックスのロゴがプリントされています。

また、袖口はテープで留めることができるので、冷気や雪の侵入を防ぐことができます。

テープをきつく締めたとしても、シルエットはすっきりしています。テープ自体の大きさも必要最低限という感じで、すごくシンプルです。

ヘルメットの着用にも対応するフード

フード自体は大きめにできています。そのため中にヘルメットをかぶれるようになっています。

フロントのチャックを上まで上げるとだいぶ高さがあります。これも冷気を遮断するための作りになっています。

しかし、ヘルメットを使わないのであればゆとりが大きく、風ですぐにフードが脱げてしまいます。

そのため、フードの後ろと、首下のドローコードで調節することができます。

パックライトプラスの肌触り

内側はパックライトプラスと継ぎ目にシールが圧着されています。

表面には細かい凹凸がついているので、肌で直接触れても、不快に感じることはないです。半袖の上から袖を通しても、肌にまとわりつくような感じもしないので、気軽に羽織ることができます。

フロントのジッパーは上まで上げても、ガードがついているので、直接顎に当たることもないです。

ポケットに手を入れたままでも裾を調節できる

これがなかなか便利で、ポケットの中にドローコードが入っています。

そのため、手をポケットから出さなくても、過ぎに裾を絞ることができます。

実際に着用した感想

さすがゴアテックスというだけあって、防水性は申し分ないです。何か月も着続けていると、さすがに表面の撥水性は落ちてきますが、普通に洗濯機で洗濯して、低温のアイロンを抱えるだけで、撥水性は復活します。

本体自体も411gと軽いので、小さく折りたたんで、どこへでも持ち運びできますし、すぐに羽織ることができます。

また-20℃下でのスノーボードやバックカントリーで数回着用しましたが、

とにかく軽いので、とても動きやすかったです。

特にスキー場では、自宅から出発して、帰宅するまで、アウターはカルサイトジャケットのみでした。

さすがに、ジャケットだけだと保温性はありませんので、スノーボード時はインナーやフリースなどのレイヤリングが必要となりますが。

正直、スノーボードウエアがない分荷物も減って楽です。

そのかわり、転んだり、キッカーでまくられたり、ジブで干されたりしたら、痛みは100%伝わりますが笑

なので、バックカントリー時のアウターとして大変重宝すると思います。

まとめ

今回はパタゴニアのカルサイトジャケットについてご紹介しました。

ゴアテックスの製品は他のメーカーからたくさん出ていますが、

カルサイトジャケットは

  • 2.5層のパックライトプラス素材で軽くて肌ざわりも快適
  • シンプルなつくりなので、着る場所を選ばない
  • ゴアテックスの申し分ない透湿性と防水性
  • パタゴニアのなかでは割と安い(アウトレットでは2万を切ります)

といった特徴があります。パタゴニアが好きな方は勿論、他のメーカーを着ている方にも是非お勧めしたい一着となっています。

さいごにこの記事を読んでくださった方のお役に少しでも立てれば幸いです。

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