こんにちは。ざびえるです。19-20のスノーボードシーズンが始まりましたが、全国的な雪不足が続いているようです。
私の地元のスキー場もオープンはしたものの、笹や石ころが出ていたり、人工降雪機でバーンを作ったものの、硬くてスケートリンクのようなコンディションだったりと、天然の雪質とは少しかけ離れた状態が続いています。
そんな中ふと脳裏をよぎったのが、今や世界的にも有名な「ニセコ」でした。
雪不足と言われている今シーズンでもニセコに行けば、パウダースノーを思う存分味わえるかも!
ということで新年早々、ニセコに滑りに行ってみました。
ニセコユナイテッド
ニセコをざっくりと説明すると、
アンヌプリ山という1つの山に
- ニセコグラン・ヒラフスキー場
- ニセコHANAZONOスキー場
- ニセコビレッジスキー場
- ニセコアンヌプリ国際スキー場
4つのスキー場があります。これらはまとめて「ニセコユナイテッド」と言われています。
「羊蹄山」を眺めながらのスケールの大きい景観と軽すぎず、重すぎない絶妙な「パウダースノー」は海外からも非常に評価が高く「JAPOW」と呼ばれ、毎年リピーターが続出するほどです。
公式のプロモーション動画がyoutubeにあったのでご紹介します。ニセコの良いところは何といっても「アフタースノーボード」がとても充実しているところです。
周辺にはゲストハウスから、飲食店から、アパレル、スポーツ用品店など徒歩で済ませることができるほどに密集しています。
スノーボーダーなら一度はニセコで1シーズン籠り、毎日パウダーを浴びてみたと思いますよね?
ニセコグラン・ヒラフスキー場
ニセコの中でも私が1番好きなのが、ニセコグラン・ヒラフスキー場です。
ニセコグラン・ヒラフスキー場は、ニセコHANAZONOスキー場の隣にあるスキー場です。
ヒラフはシーズン初めからキッカーやジブアイテムがたくさんあるから、練習にもおすすめだよ!
北海道では、1月からパークを作っているスキー場が好きないので、シーズン初めの足慣らしとしてもヒラフのパークをよく利用します。
公式のインスタグラムをチェックすることで、コンディションやアイテムを毎回確認することができます。
山頂からのフリーラン
ニセコのスキー場はアンヌプリ山に4つのスキー場が入っていますが、「全山共通券」を利用することですべてのスキー場を滑ることができます。
しかし、とても1日では全てを回ることができないので、ある程度滞在する予定がある方にはおすすめです。
「パウダースノーを楽しみたい!」とニセコに滑りに行く人は多いと思いますが、実際に滑ってみて、
- ツリーラン(木の間を滑る)が難しくてできない
- 斜度が急ですぐに埋まってしまう
- すぐに筋肉痛になってしまい、1本だけで満足してしまう
といった少し残念な経験をする人が多いと思います。
スキー場でターンができたからと言っても、パウダーで同じ滑り方をすると、すぐに埋まってしまうよ
パウダーを滑るのに必要な滑りとして
- 後ろ足に重心を下げる
- エッジで曲がるのではなく、板全部を使って面で滑る
- 上半身を大きく使う(両手)
を意識すると、コントロールしやすいかと思います。
ある程度パウダーランに慣れてきたらお勧めしたいのがニセコの山頂からのフリーランです。
ニセコは山頂近くまではゴンドラとリフトで上がることができるのですが、山頂までハイクアップ(歩いて登る)することで手つかずのパウダーを思う存分フリーランすることができます。
しかも山頂付近は木が出ていないので、まさに滑り放題です。
この日は強風のためリフトが運休していたので、山頂へは上がれませんでした。
ニセコグラン・ヒラフスキー場をお得に滑る方法
ニセコの雪質や規模はまさに別世界です。同じ北海道に住んでいても海外にいるかのような錯覚に陥るほど、素晴らしい環境だと思います。
そんなニセコですが、リフト券が高いです。
全山共通で8000円、ヒラフとHANAZONOの共通券で6200円です。
これだけの規模なので値段は適正ではあるかと思いますが、毎回滑るとなると、けっこうな出費です。
さらにこれに交通費や食事代、お土産代など含めると、、、
なので私は、いつもオンラインの割引サービスを使っています。
色々なサイトがあるので、対応するスキー場に応じて変えているのですが、今回は、スキー場のクーポンサイト「ダレモ」を利用しました。
このサイトは会員登録をしなくてもすぐに使うことができます。ちなみに私はヒラフの5時間券(5100円)をダレモのクーポンを使って4800円でリフト券を買うことができました。
気をつけたいこととしては、事前にプリントアウトが必要だということです。
個人的に思うニセコの悲しい(?)ところ
スキー場として評価が高いニセコを求めて、毎年海外から観光客が押し寄せます。その数は毎年増えているとのことですが、実際に行ってみて感じたことがあるのでお伝えしたいと思います。
それは
- 観光客だけでなく働いている人も外国人
- 超富裕層向けのホテルが乱立
ニセコの看板は英語や中国語が多いです。一応端っこのほうに日本語が書いていますが、ほとんどが外国語表記です。また、コンビニに行くと出迎えてくれるのは季節労働者と呼ばれる海外の労働者です。スキー場のレンタルに行ってみてもスタッフは海外の方です。
ニセコは日本にある海外としてとらえるほうがしっくりくるほど外国人しかいません。たまたま、ニセコが日本にあるだけで、海外の労働者が海外の方向けのサービスや商品を提供しているからです。
なんだか日本人として少し寂しい気持ちになります。
もうつは1つは超富裕層向けのホテルが軒並み建設ラッシュだということです。海外の高級リゾート会社がどんどんコンドミニアムやホテルを建設しています。
さいごに
ニセコは全国的な雪不足のシーズンでも十分なパウダーを味わうことができます。またパークも早い時期からオープンするなど、スノーボーダーの様々なニーズに応えてくれるスキー場です。もし機会があればニセコの雪質を思う存分に堪能していただければと思います。
コメント