こんにちは、ざびえるです。
2021年は6月に2号物件の購入。10月に1号物件の入居が決まるなど、大家として多くの経験をすることができました。
そして年が明け2022年。今年はどこのエリアに物件を買おうかなと、日々の不動産探しに熱が入るも、この時期がとうとう来てしまいました。
確定申告です。
私が申告したのは白色確定申告なので、思ったよりも簡単に申告することができました。
今回は大家1年目の私が白色確定申告をするために行った準備と実際の方法をまとめたいと思います。
確定申告をする理由
私の場合はサラリーマンで副業の所得も年間20万円以下ですので、確定申告をする必要がそもそもありません。
ちなみに家賃は10月から発生したため、今年は39,000円(1か月の家賃)×3か月=117,000円が収入になります。(実際はここから管理費、振込手数料、駐車場代が引かれます。)
確定申告は20万円以上の収入がある場合に申告が必要になるので、基準には当てはまりません。
しかし、不動産を2軒持っていることにより
- 節税(減価償却や損益通算)
- 大家業をやるうえでの勉強
という理由から確定申告をしました。
青色確定申告と白色確定申告の違い
ざっくりとした説明なのですが、青色確定申告をすると帳簿上の記録が複雑になります。(複式簿記)それに比べて白色確定申告は単式簿記なため、比較的準備が楽です。
細かい説明は割愛しますが、自分に置き換えた場合、
- 物件が2軒で不動産からの収入が事業規模ではない。
- そのためサラリーマン所得から損益通算しても赤字にはならない。
- 青色確定申告をするためには開業届が必要になるが、仕事上、個人事業主になれない。
というわけで私の場合は白色一択でした。
申告前の準備
初めての確定申告ということで、とにかく悩んでいました。(終わってみると本当になんてことはありませんでした)
実際に行った準備は
- 確定申告の情報を集める(読書、ユーチューブ、先輩大家さんの話)
- レシートや請求書を整理
- 確定申告のソフトを使って記録
参考にした書籍
参考にした動画
レシートの整理
リフォームの材料はだいたいホームセンターとネットで購入したので、毎回レシートを月ごとの封筒に入れて整理をしていました。
ネットのレシートはカードの支払日か購入した日か、発送された日か、と3つの日にちで迷いましたが、購入した日にちで統一しました。(合っているかはわかりませんが)
申告の流れ
確定申告の用紙は国税庁のサイトに載っているので確認することができます。
しかし、直接分からないことを聞いたほうが早いと思い、一度近くに税務署に訪ねることにしました。
正直、ネットやユーチューブである程度調べても分からないことは税務署の職員に聞くのが手っ取り早いです。
特に収支内訳書の裏面にある減価償却の計算方法はよくわからなかったのですが、職員の方が一項目ずつ丁寧に教えてくれました。
青色申告の場合は、確定申告のソフトを使って記録する人がほとんどかと思いますが、白色申告の場合は、正直必要ないと思います。(今後のために私はソフトで記録していますが、そこまで細かくする必要もないです)
理由は金額が小さいのと、用紙と電卓だけである程度の計算ができてしまうため、わざわざ帳簿に記録すると手間になるからです。
収支内訳表(不動産)の作成
引用:国税庁「収支内訳書(一般用)」
それぞれの項目にかかった費用を記入していきます。
裏面は減価償却の計算をする項目があります。これだけ見ても、全く理解ができないので、わかるところだけ書いて、直接税務署に持っていきました。職員の方と一緒に電卓で計算をして、やり方を体感することができました。
ちなみに税務署も確定申告の時期は忙しいため、余裕をもっていくと良いです。
確定申告書の作成
年も明け、必要なレシートや書類が揃ったら、いよいよ確定申告です。
収支内訳書で計算した、数字を確定申告用紙に記入していきます。
私は本業の傍らに不動産業をしているため、
- 給与所得の源泉徴収票
- 火災保険料控除証明書
- ふるさと納税寄付金受領証明書
などの書類を用意します。
あとは役場へ書類を持っていき、職員に作成してもらいましょう
私の住んでいる地域では、役場の人が全部やってくれます。(自分ですべてやったり、税理士にお願いするほうが良い場合もあります)
正直、確定申告の書き方は全く分からず、役場の方に聞こうと思っていたので、窓口で「こちらで
作成するので書類だけ下さい」と言われたときはめちゃくちゃほっとしました。
それからしばらくして役場の方から何度から電話でやり取りをして、無事に確定申告を終えることができました。
さいごに
初めての確定申告でしたが、
- レシートを月ごとに整理して分けておく
- 帳簿に定期的に記録する
- 税務署へ行き書類の書き方を教えてもらう
- 役場へ行き、書類を作ってもらう
という手順で無事に申告することができました。
一番大変だったのは、レシートの整理と帳簿の記録でしたが、めんどくさがらずこまめに行うと申告前が楽になります。
ということで、今回は大家1年目の確定申告についての体験談をまとめました。
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