こんにちは、ざびえるです。
「スノーボードの大会に出てみたい」
「草大会やイベントでなく全国大会までつながる大きな大会に出て実力を試したい」
という方にとってJSBA(日本スノーボード協会)が主催する全日本スノーボード選手権は1つの目標にしている方も多いと思います。
この全日本スノーボード選手権は
- ジャイアントスラローム(GS)
- デュアルスラローム(DU)
- スノーボードクロス(SX)
- ハーフパイプ(HP)
- スロープスタイル(SS)
- ストレートジャンプ(SJ)
上記6種目があります。
今回は全日本スノーボード選手権の予選である北海道地区大会のスロープスタイル(SS)種目に出場してきたので体験したことをまとめたいと思います。
日本スノーボード協会(JSBA)とは
スキー場でレッスンをしてもらおうと受付へ行くと目にする「JSBA」や「SAJ」の文字、これはざっくりいうと連盟や協会の名前になります。
その中でも日本スノーボード協会(JSBA)は日本でスノーボードのみの教会で、「スノーボーダーの、スノーボーダーによる、スノーボーダーのため」の団体となっています。
JSBA会員になると、インストラクターの資格やバッジテストなどの資格を取得することができます。
また、協会や各都道府県の地区協会が主催する様々な大会に参加することができます。
参加資格
北海道では、3年前から名寄ピヤシリスキー場で地区大会が開かれています。
ちなみにその前はトマムスキー場で開催されていました。
名寄ピヤシリスキー場については別の記事でまとめていますのでもしよろしければご覧いただければ思います。
参加資格は
- JSBAの会員であること
- 傷害保険に加入していること
- JSBA公認のメーカーを使用していること
- ヘルメットを着用数すること
- リーシュコードをつけること(当日かなり言われます)
JSBAの会員登録は、大会へのエントリー時に会員番号を入力する項目があるので、エントリーするまでに入会していれば大丈夫です。
日本スノーボード協会(JSBA)のホームページからオンラインで申し込むことができます。
大会へのエントリーはデジエントリーというイベントや大会のエントリーサイトがあるのでこちらからエントリーします。
デジエントリーのホームページはこちらから
エントリーをして入金が完了するとこのようなメールが送られてきます。
エントリー時にクラスや種目を間違えないように気をつけよう!
宿泊先は名寄温泉サンピラー
大会へのエントリーが終わったら、次に宿泊先の手配をします。
大会会場にもよりますがほとんどのスキー場は近隣の町から若干離れているため、宿泊施設の数もあまり多くない印象です。
大会は朝早くに受付があるので、スキー場から近いホテルが一番楽です。
名寄ピヤシリスキー場には幸いにもスキー場の目の前に名寄温泉サンピラーホテルがあります。このホテルは大会参加者向けの割引価格を用意していて、しかもリフト券もセットになっています。
リフト券2日+朝夕の食事+宿泊を合わせても10800円はお得すぎます!
受付
当日は受付時間が8:00~8:30までとなっています。
ちなみにホテルの朝食時間は7:30からだったのであまり時間はなかったです。
受付では
- ビブス
- 参加賞(ようかん)
- タイムテーブルの紙
- 今後の流れの説明
があります。
受付でもらえるこのビブスなんですが、ウェアの上から着用するのですが、かなりパツパツです笑
タイムテーブルの裏は要項になっています。今年の全日本へ行ける人数は
一般男子が7名、一般女子が4名、ジュニア男子、女子が各1名となっていました。
去年はもう少し枠が多かったのですが、基準はよくわかりません。
大会コース
レイアウトは
ジブ①レール
ジブ②ドンキーレール
第一キッカー(10m~)
第二キッカー(12m~)
の4セクションでした。今年は雪不足だったためキッカーのサイズが少し小さかったです。
インスペクション
開会式がスタート地点で行われた後に、インスペクションがあります。インスペクションではコースに入って、横滑りのままアイテムやキッカーの形状を見ることができます。
なおインスペクション中にターンをすることは禁止されています。
公式練習
インスペクションが終わると公式練習になります。時間では40分ほどありますが、全カテゴリー共通なので、なかなか自分の番に回ってきません。結果、2回だけ練習することができました。
予選
予選は1人2本滑ることができます。順番はビブスの番号が若い順番でした。
決勝
予選が終わった後、スタート地点に予選の結果が速報で掲示されます。そこで決勝に残った選手は午後からの決勝に臨みます。
私の結果は・・・・・・
気持ちいいくらいの予選敗退でした笑
大会に出て感じたこと
北海道の地区大会には毎年出場していて、今年で4回目になります。他の出場者は、10代の選手がほとんどで、スキルも高いです。
私の場合は1年の成長を測る大会として、過去の自分と比べながら楽しんでいますが、2回目に出場したときはジブのスキルが未熟なままエントリーした結果、公式練習で転倒した際に、肩の健を痛めてしまい泣く泣く棄権したことがありました。
怪我のリスクやキッカーの大きさを考えても、趣味の延長としてというよりも、スロープスタイルの練習を日ごろからしているか、10m以上のキッカーやジブアイテムを日常的に跳ぶことができる人が参加できる基準になるかと思います。
個人的には若いスノーボーダーと同じ空気を味わうことで良い刺激をもらえるので、あまり順位は気にしていないのですが、事前に何度も滑りこまないと全てのアイテムに合わせることが難しいので、怪我をしないことを一番に気をつけています。
さいごに
今回は全日本スノーボード選手権北海道地区大会に出場したときの体験をまとめてみました。
「いつか出てみたいけど、雰囲気がわからない」
「どのくらいのレベルなのか知りたい」
という興味はあるけど・・・・・という方にとってお役に立てれば幸いです。
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