車中泊をしながら北海道から長野までスノーボードの旅をしてみた 

スキー場

こんにちは。ざびえるです。私は普段北海道のスキー場を滑っているのですが、SNSや周囲のスノーボード仲間から「本州はパークのクオリティが高い」「ニセコもいいけどやっぱり白馬が一番」「峰の原にすごいスキー場ができる」などの話を聞き、道外のスキー場に行ってみたいという思いが強くなりました。

そこで長期休暇を利用して、車中泊をしながら、スノーボードの旅をしてみました。

今回は車で日本縦断をしながらスノーボードをした体験記事になります。

北海道から車で縦断しながらスノーボードをしてみた
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行く前に準備をしたこと

スキー場の候補として、

  • 安比高原スキー場(岩手)
  • 蔵王スキー場(宮城)
  • アルツ猫魔スキー場(福島)
  • 神立高原スキー場(新潟)
  • 石打丸山スキー場(新潟)
  • 峰の原高原スキー場(長野)
  • 白馬八方尾根スキー場(長野)
  • 鷲ヶ岳スキー場(岐阜)

が候補になりました。

選んだ理由は、

  • パークの充実度
  • 雪質の良さ
  • サービスや設備の良さ
  • 景色の良さ

で選びました。

車は、雪道に強いSUVタイプの車でスタッドレスタイヤを履かせました。

予算は20万円で1日2万円で10日のざっくり予算を立てました。

宿泊費を浮かすために、前日にスキー場の駐車場や道の駅で車中泊を予定していました。

車中泊のグッズ

初めは「北海道と比べたら幾分暖かいだろう」と高を括っていたため、正直装備はほとんど用意していませんでした。持って行ったものは、

  • 寝袋
  • 家電量販店の非常災害用のエアーベッド
  • インバーター(矩形波の安いやつ)
  • アルミマット

くらいでした。

ただ、白馬や磐梯山で車中泊したときはめちゃくちゃ寒くて夜中に何度も目が覚めてしまいました。

なにより、窓から入ってくる外気の対策が甘く、どれだけ厚着をしようと、寝袋に入ろうと効果がありませんでした笑

新日本海フェリーで秋田へ

北海道から本州へ渡る交通手段としてはフェリーを利用しました。

ちなみにフェリーは大きく分けて太平洋側から進む路線と日本海から進む路線があるのですが、苫小牧からフェリーで本州へ渡ろうと思っていたのと、東北のスキー場も行きたかったので、新日本海フェリーを選択しました。

自家用車を乗せての利用は初めてでとても緊張しましたが、事前にインターネットで下調べをし、予約を取りました。

ただ、フェリーに乗る日が天候が悪く、欠航になるというハプニングも笑

フェリーに乗ったのが年末だったのですが、毎年この時期は寒波やら低気圧やらで気圧が不安定になります。なんとか次の日に乗ることができましたが、天候はあまり回復しておらず、大揺れでした。揺れることも知らずに乗船後にすぐにアルコールを摂取してしまったのも原因の1つです。

夜の8時に出発し、翌日の朝に秋田に到着。

山形蔵王温泉スキー場

天候不良で1日遅れたため、安比高原を諦め、蔵王温泉スキー場へ行きました。

蔵王といえば、「樹氷」と呼ばれ、木に雪が着くことでできる現象が見られることで有名です。

しかし、シーズン初めということもあり、あまり樹氷は見られませんでした。

この日は、突然の停電でロープウェイが運休していました。なので山頂のほうは樹氷ができて居たのかもしれません。

雪質はパウダースノーで北海道に似た感覚でした。コースも広く、麓にロッジやホテル、飲食店も充実していて、利便性も良かったです。

周囲の温泉が充実していたこともあり、せっかく蔵王に行ったので近くの温泉に入りました。

温泉から上がり、身支度を整えたら、この日の目的地である福島県へ出発。この時は距離感がまだ北海道が基準になっているため、夜間の長距離運転も気になりませんでした。

しかし、土地勘が無いのに下道をグーグルマップだけを頼りに進んだ結果・・・

見事に通行止め

なかなか目的地の磐梯山へ行けず迂回を繰り返した結果、深夜の2時に到着。この日から就寝は車中泊になります。しかし、磐梯山が思いのほか寒い(-10℃くらい)いきなり寒さに堪えながら1日目が終了。

星野リゾート猫魔スキー場

朝7時ころ起床(というかほぼ眠れなかったです)

ちなみに磐梯山には「アルツ磐梯スキー場」と「猫魔スキー場」という有名なスキー場があります。

「アルツ磐梯」はとにかくパークのクオリティが高く、20m級のキッカーなどオリンピック選手が練習で使っていたりします。ただしそれだけではなくレベルに応じたパークレイアウトがされていて、どんなスキルでもパークを楽しむことができます。

今回は「猫魔スキー場」を滑りました。

星野リゾートが経営しているだけあって、他のスキー場とは差別化を図っている印象です。

パークはなんと12月下旬にも関わらず6mキッカーやジブも5アイテムほど設置しているほど。降雪量も十分ではないのに、しっかり整備されていました。

何よりここのスキー場を滑っている方たちのレベルが高く、ローカルからも愛されている様子でした。

この日は前日に降雪があったので、ノートラックを思う存分味わうことができました。人も少なくかなり穴場な印象でした。今回の旅でも猫魔スキー場はかなり満足感が高かったです。

14時くらいに切り上げて、次の目的地である新潟県へ出発します。

ここでもグーグルマップの裏切り(?)によりなかなか新潟へ入れず。新潟県を甘く見ていたわけではないのですが、まあ長い。神立高原スキー場は湯沢町にあるのですが、ここが新潟の南部にあるため、時間がかかりました。到着したのは、23時頃。なんとこの日は大晦日です。一人寂しく深夜営業している銭湯へ行き年越しをしました。もちろん寝床は車(笑)

しかし、新潟は思いのほか暖かく(0℃くらい)快適な車中泊ライフを過ごすことができました。

神立高原スキー場(神立スノーリゾート)

新年1発目は新潟の神立高原スキー場(神立スノーリゾート)からスタートです。

神立高原スキー場はアマチュアスノーボーダーにとっての祭典「AMJAM」という大会の開催地として有名です。それだけパークについては力を入れているスキー場になります。

しかしこのスキー場のすごいところは「ほぼオールナイト営業」がある点です。なんと翌日の4時まで滑ることができます。他にもこだわりのレストランや交通アクセスも良く、北海道のスキー場ではありえないほどの利用者目線のサービスがこれでもかと言うほどありました。

この日は気温が低く、前日にまとまった降雪があったため、パウダー三昧でした。たまたま一緒にリフトに乗った方の話を聞くと今日はめったにないほどのグッドコンディションだそうです。

気になるパークはというと、3mキッカーが3連あったのと、ジブアイテムが5~6個設置されていました。さすがAMJAMやPSAASIAの大会会場になるだけあって、パークも楽しかったです。

お昼くらいまで滑ったあとは次の目的地の石打丸山へ

石打丸山スキー場

石打丸山スキー場は神立高原スキー場と同じく湯沢にあります。ここのスキー場を選んだ理由はパークのクオリティが高いのはもちろんですが、ずばり「サンライズエクスプレス」です。

サンライズエクスプレス」とはリフトとゴンドラが1つのラインになっている複合型リフトです。

参照:石打丸山スキー場ホームページより引用

このサンライズエクスプレスに乗りたくて石打丸山スキー場に行ったといっても過言ではありません笑乗った感想としては、「ふかふか」でした。

ちなみにこの日は気温が高かったこともあり、山頂から下りるにつれて雪質が変わっていくのが体感できました。「ぼったり」という言葉がしっくりとくるような粘つく感じの雪質でした。

峰の原高原リゾート

お次の目的地は長野県の峰の原高原リゾートへ。

長野といえば白馬が有名ですが、その他にも素晴らしいスキー場がゴロゴロしています。何ならスキー場激戦区なわけですが、そんな中でもひと際注目株なのが「峰の原高原リゾート」です。

このスキー場の最大の特徴がアメリカのスノーボード界ではメジャーな「ハイカスケードスノーボードキャンプ」が運営に絡んでいるということです。

もう少しシンプルに説明すると、スキー場全体がパークになっているということです。

滑ったときにはジブアイテムがいくつかあったのと、小さなキッカーがあるだけでしたが、シーズン中にどんどん進化していくとのことでした。

スキー場全体の雰囲気もローカルな感じで楽しそうでした。

さてお次は白馬八方尾根スキー場へ

白馬八方尾根スキー場

この旅の最大の目的地である白馬へ向かいます。峰の原高原スキー場から出発し、深夜の2時に到着。

白馬のセブンイレブンの駐車場で車中泊しました。

しかし、この時の外気温は-17℃ 

1時間おきに目が覚めました笑

そんなこんなで夜が明け、ふと外を見ると・・・

白馬のスケールのでかさに圧倒されました。さすがオリンピック開催地です笑

初めは白馬47というパークの充実したスキー場に行こうと考えていましたが、急遽予定を変更し、八方尾根スキー場へ。理由は単純です。「景色がよさそうだから

ゴンドラで一気に山頂へ駆け上がると、目の前に広がるのは日本アルプス

スケールの大きさに圧倒されました。(雪質も良かったです。)

もうこれだけで十分満足しました。

この後は名古屋にいる知り合いを訪ねた後、福井からフェーリーで苫小牧へ帰りました。

さいごに

帰りのフェリーで観た映画がとても面白かったです。(誰の趣味か分かりませんがだいぶコアな作品でした)

お金と時間と体力をつぎ込んだ車中泊の旅でしたが、実際に自分の足で現地へ行くことで、SNSなどの情報だけでは味わえない貴重な経験をすることができました。

冬場の車中泊は想像していたよりもずっと大変で辛かったので、次回機会があれば、もう少し装備を手厚くしてから望みたいと思います。

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