こんにちは。ざびえるです。私は先シーズンからサロモンのビンディングを使用しています。そしてそのあまりの調子の良さに今シーズンもサロモンのビンディングを買ってしまいました。
理由は、サロモンのビンディングにしかない特徴的な機能がとても良いからです。
それはずばり「SHADOW FIT」テクノロジーです。
今回は今シーズン使用するサロモンの「HIGHLANDER」というビンディングの紹介とメリットデメリットについて書きたいと思います。
19-20 SALOMON HIGHLANDER
さっそくビンディングが届いたので開封していきたいと思います。
ちなみに今まではバートンのジェネシスというビンディングを使っていましたが、ネットで高く売れたため、そのお金でこのビンディングを迷わずに購入笑
きれいに梱包されています。ビンディングの間には保証書と説明書、それからディスクプレートが入っています。
恐らく今年からできたのではないかと思われるスノーボード保証書。
今のビンディングは昔よりも壊れにくくなってきているので、修理に出したことはありませんが、この保証書は2年間の無償修理がついています。
袋から出してみるとこんな感じです。
実はこのビンディングは今年初めてHIGHLANDERとしてリリースされました。去年まではDEFENDERというなんともゴツイ名前でしたが、ハイバックからストラップから一新されてリニューアル?されました。
なので去年まではこのビンディングよりも若干柔らかめな「HOLOGRAM」というモデルを使っていました。
このビンディングがきっかけとなったわけですが、HIGHLANDERは正直デザインがドストライクでした。
デザインで一番特徴的なのがこのハイバックです。
網目のようなハンモックのようなこのデザインが何とも言えないカッコよさを醸し出しています。正直このデザインが滑りの役に立たなかったとしてもこれを選びます。
何よりハイバックの下は普通の形をしているのに上に行くにつれて美しいフォルムになっているのがたまりませんね。(完全に趣味の世界です笑)
これだけ見るとレ〇〇スのフロントグリルやサ〇〇ダファ〇〇アのような造形美です。
SHADOW LIGHT STRAP
バートンやフラックス、ユニオンなど最近のビンディングの主流はこのようなハンモックストラップです。サロモンからはSHADOW LIGHT STRAPという名前で出ています。
これらのストラップの特徴は今までのクッション素材のストラップよりもホールド性が高くなるのに、装着した際の圧迫が少なくなる。という点です。つけているのか分からなくなるほど自然な着け心地です。
そして何より軽いです。
アルミニウム製のラチェット
ストラップを締め付ける役割のラチェットがアルミニウムでできています。アルミニウムだとより軽量になっています。そして艶消しで仕上げられていてかっこいいです。ちなみに真ん中の白いバーのようなパーツを引くことで、ストラップを開放することができます。
抜群のホールド性があるトゥーストラップ
他の機能の陰に隠れていますが、トゥーストラップのホールド性はとても優秀です。このストラップは上と下のパーツが分かれており、実際にブーツに当てることで、パカっと開くんです。
その結果、2つの面で支えることでどんなに激しく滑ってもずれることがありませんでした。
サロモンシューズのVIBEテクノロジーが搭載
衝撃が一番かかる、かかとにはトレランシューズでも使われているテクノロジーが搭載されています。気温による硬さの変化がないため、氷点下でのコンディションでも快適なクッション性を発揮します。
ヒールサイドへのレスポンスを高めるケプラー素材のワイヤー
サロモンと言えばこれです。
このワイヤーがとにかくすごい。そして良い。横の動きにはめちゃくちゃルーズなのに、前後の動きはこのワイヤーのおかげでクイックに反応します。
そのため、バックサイドターンのレスポンスを損なうことなく足全体が包まれているような感覚になります。
このワイヤーはビンディングの真ん中から伸びています。
360度の可動を実現するHEEL LOOP
私が何よりこのビンディングの虜になったのがこのヒールループの機能です。
他のメーカーは金属や硬い素材でできているのに対して、サロモンは触ると曲がるほど柔らかくなっています。
写真を見るとヒールカップが歪んでいます。少しつまむだけでこのようになります。
これが本当にすごい。
これのおかげで、まるでビンディングを付けてないかのような錯覚に陥る時があるぐらいです。(本当です)
なのでビンディングとしてかっちりと固定されているのに、体感的な乗り味がとても柔らかいんです。
ビッグキッカーだろうが、
テクニカルだろうが、
バックカントリーだろうが、
本当にこのビンディングですべて対応できるんです。
1つだけ欠点なのがディスクのゆるみ
ここまではとにかくこのビンディングのメリットをお伝えしてきましたが、1つだけ欠点があるので説明します。
それはディスクの精度が甘い。ということです。なんなら結構致命的な欠点です。
写真はディスクをはめた時のものになりますが、隙間ができているのがわかりますか?
この隙間のせいで、どれだけ締め付けても、ディスクが浮いてしまい、着地や滑走中にアングルがズレます。
なんなら、ダックスタンス(逆はの字)にしていたのが、キッカーを跳んで着地したら、テクニカルスタンスになることがしばしば笑
本当に残念な欠点なので早く改善してほしいです。
さいごに
今回はサロモンのビンディングについて紹介しました。個人的にはヒールカップが柔らかいことで今までの滑りの体感が大きく変わったこともあり、しばらくはこのシリーズを使い続けるのかなと思います。
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