ビンディングを選ぶ時に必要な3つの要素

スノーボード

スノーボードのビンディングっていっぱありますよね?みなさんは何を基準に選んでいますか?

「カッコよさ重視で」

「私はテクニカルだからここのメーカーです」

「なるべく軽いやつ」

正直何を選んでいいかわからず、ショップの店員さんや周りのライダーの人に勧められてとりあえず。という人は意外に多いのではないでしょうか。

ちなみに私がビンディングを選ぶ基準は

  • 壊れない
  • フィット感
  • 軽量性

です

もちろんかっこいいのは前提です。機能がいいとか、素材が優れているとか言われてもあからさまにダサいのは嫌ですよね。好みはそれぞれなので、割愛します。

スポンサーリンク

気温の変化に対応し、とにかく壊れない

ビンディングのパーツで1番壊れるところは

①ラチェット

②ストラップ

③ハイバック

くらいです。メーカによっては保証期間を設けているので、壊れたら直してもらえばそれで良いのですが(笑)

ただ、

朝一のパウダーランの直前とか大会の公開練習が終わり、これから予選が始まる前とか友達と楽しい雰囲気の中で滑っている最中とか「このタイミングで壊れるの???・・」ってときに多いです。そしてそのあとは悲しい気持ちになります。

いくらビンディングに最先端の機能がついていても、壊れたら意味がありません。休日や忙しい時間の間を縫って、せっかくスキー場に足を運んだのに、道具の故障で1日が台無しになるなんて本末転倒ですよね?

100回、200回ビンディングを着脱しても、機能が損なわれないビンディングこそ、もっとも重要な要素だと思います。それに、道具にかけるお金が浮いた分、たくさん滑りにいけると思います。

ただし、最近はどこのメーカーも品質が良くなってきているので、すぐに壊れるということはあまり見られなくなってきています。

ハンモックタイプか合成表皮か

最近のビンディングはストラップが合成表皮の厚みのあるものから、ナイロン素材の蜘蛛の巣のようなハンモック型の形状のものが主流になってきています。

ハンモック型のメリットは

  • 耐久性がある
  • ブーツにフィットする
  • 軽い

とこれと言ってデメリットはありません。

合成表皮のメリットは

  • クッション性が高い

くらいでデメリットは

  • 重たい(ハンモックタイプに比べて)
  • 寒すぎると中の素材が硬くなる(-20℃くらいでストラップがかぴかぴになったことがあります)

があります。

なので、気になるビンディングでハンモック機能がついているのであれば、特に問題はないと思います。

ヒールカップ

ブーツをビンディングに装着した際に踵にあたるパーツが「ヒールカップ」と呼ばれています。

ヒールカップは、

・踵の固定

・バックサイドターンのときにハイバックに加わった力を板に伝える中継部分の役割があります。(わかりやすく言うとシーソーの真ん中の部分のようなものです)

各メーカーで特色がありユニオンというメーカーはヒールカップが金属でできているため、頑丈さやかっちりとした反応を売りにしています。

他にもサロモンというメーカーは、逆にヒールカップがナイロン素材でできているためぐにゃぐにゃに柔らかいモデルが出ています。

FLOWやSPユナイテッドというメーカーはヒールカップがありません。

メーカーによってさまざまな理由は目的です。

ブーツにフィットすることで力の伝達ロスを防ぐ

メーカーごとに相性が少なからずありますが、シビアに考えなければそこまで気のすることではないと思います。

ちなみに1番フィットするのはブーツとビンディングが同じメーカーにする方法です。

ブーツとビンディングをバートンにすれば、間違いないです。(それぞれのサイズはメーカーの推奨サイズを見てください)

適度な強度と軽さの両立

軽いことのメリットは疲れないことです。疲れないということは「1日良い状態で滑ることができる」ことにつながります。だいたいのメーカーは最軽量モデルを出しています。例えば、素材をカーボンにしたり、ネジを軽い素材にしたりなどです。しかし、値段も高いです。なので、値段と機能の丁度よい中間グレードのモデルが良いと思います。

さいごに

今回はビンディングを選ぶ際に私が気をつけているポイントをご説明しました。毎年各メーカーから新しい機能や素材が発表され、形状も大きく変わるのがビンディングになります。自分の好みやスタイルに合わせてビンディングも選んでいただければと思います。

コメント