こんにちは。ざびえるです。
突然ですが、初めてスキーやスノーボードをした場所を思い出してみてください。
そこはどんな場所でしたか?大きなスキー場でしたか?それともスキー場と言えるのかわからないほど小さな斜面や、はたまた裏山に登ってそこから滑り降りるものでしたか?
私が初めてスノーボードをした時は丘のある公園に登り、まっすぐに滑り降りた記憶があります。もちろんターンなどできるわけもなく、ただただ板なりに滑るといったものでした。
少しずつ板の上に乗るのが慣れてくると今度は地元に一番近い小さなスキー場で何回も滑っていました。
何が言いたいのかというと、みんなそれぞれローカルのスキー場を経験したことがあるのではないかということです。
今回はそんなスノーボードと出会ったばかりの方が一度は経験するであろう地元にあるローカルスキー場についてのご紹介です。
標津町営金山スキー場
場所は北海道の道東地域にある標津町から車で15分ほどのところにある金山スキー場です。頂上からの景色も素晴らしく北方領土の一つ国後島と野付半島を眺めながら滑ることができます。
こじんまりとした規模のスキー場で、雪質や景色は抜群だよ!
リフトは一人乗りのチェアリフトが2機だけと言う規模ですが最大斜度37°、最長距離は750 mとなっています。
営業時間
営業時間は朝の9時から夕方の4時までです。
スキー場がオープンする期間ですがホームページには1月1日から2月下旬と記載されています。しかし近年の雪不足で毎年オープンするのは2月の初旬頃からが例年となっています。1月は平日も営業していますが2月になると営業しているのは土日のみとなります。
料金
一回券 | 11回券 | 15回券 | 1日券 | シーズン券 | |
大人 | 140円 | 1460円 | 1870円 | 2260円 | 11310円 |
小人 | 80円 | 890円 | 1150円 | 1460円 | 5650円 |
レンタルスキー・スノーボード料金
セット | 板のみ | 靴のみ | ポール | |
スキー | 2500円 | 1500円 | 1000円 | 500円 |
スノーボード | 2500円 | 1500円 | 1000円 |
コース
コースは全部で5コースあります。リフトで山頂まで登るとそこから正面に降るコースと左右に伸びるコースで3つがあります。
これらのコースの終わりがちょうど中間リフトの降り場付近になります。中間リフトからは左右に降りることができます。2020年度の営業に関しては心配リフトのみの営業で山頂に上がることはできないため、実質2コースのみが滑走可能となっています。
変化のある地形の宝庫
金山スキー場の特色として自然の地形が織りなす変化に富んだコースがあげられます。
例えば山頂からまっすぐ降りると、最大傾斜37°と言う急な斜面を滑ることができますが、基本的に圧雪されていないのでパウダーの中に勢いよく飛び込むことができます。
山頂に向かって左のコースにはフリーランを楽しむことができ、これも自然にできたハーフパイプのような地形を滑る事が出来ます。
中間リストから降りるとちょうどリフトの支柱が立っている場所に 大きな壁ができています。この壁をハーフパイプに見立て、ラインを刻むもよし、メローなスタイルでジャンプをするのもよしの遊びごたえがある地形になっています。
地域から愛されるスキー場
金山スキー場は地元の愛好家から始めたばかりの人まで色々な方が滑っています。これは、ただ地域に1つしかないスキー場としてだけでなく、滑走スキルに関わらず様々な人が楽しむことができる環境だからだと思います。
近隣の町から数十分で来れるので家族連れの方も多く来ているよ!
例えば、地域の行事として、温かい飲み物やお菓子が振舞われていたり、地元のスノーボードやスキー少年団の練習場所として、目標に向かって懸命に努力する子供たちの滑りが見れたり、ファンスキーやファンスノーボードで余暇を楽しむおじいちゃん、おばあちゃんの姿があったりなどです。
休憩場所
ゲレンデには休憩場所としてプレハブ小屋が立っているので、着替えや休憩をすることができます。中にはストーブも設置されているので暖をとることができます。
また、ゲレンデから少し下ったところに、リフト券売り場と食堂が入った建物があります。お昼の用意がなくてもこの食堂で出来立てのごはんを食べることができます。
気をつけたいこと
金山スキー場のリフトは「1人乗り」のリフトになります。
乗る時には座る面が小さいので、体をひねり、片方の手でリフトの柱を掴んでから乗る必要があります。慣れるまでは不安定な姿勢になりますが、乗り場にはスタッフの方がいるので、自信が無い方はそのことを伝えると良いと思います。
さいごに
今回は北海道の標津町にある金山スキー場についてご紹介しました。自然の地形を生かしたバーンは滑りての想像力と独創性で色々な楽しみ方ができると思います。
この記事が実際に訪れた方の参考になれば幸いです。
北海道標津町営金山スキー場ホームページはこちら
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