スノーボードゴーグルについた臭いを取る方法

ギア

こんにちは。ざびえるです。

スノーボードは用具のメンテナンスが必要不可欠なスポーツです。

板にワックスをかけないなんてもっての外ではないかと思いますが、それ以外の道具でもメンテナンスをすることで道具の性能が劣化しずらく長持ちさせることが可能です。

用具以外にもウエアやビーニー、フェイスマスク、インナーなどは繰り返し使うと汗や臭いが染み付くものは定期的にクリーニングすることで繰り返し使うことができます。

その中でもゴーグルは直接肌に触れるものの、なかなかクリーニングすることがないため、汗や汚れが溜まりやすく、ほったらかしにしておくと臭いがついたりカビ臭くなってしまいます。

そんなちょっと匂うゴーグルだと毎回つけるたびにテンションが下がってしまい、楽しいひと時も台無しになってしまうことでしょう。

今回はゴーグルについた臭いを取る方法をご紹介したいと思います。

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ゴーグルのメンテナンス方法

今回使うのは購入後およそ10年ほど経つであろう、バートンのゴーグルブランドANONのm2というゴーグルです。

このゴーグルの特徴はレンズにマグネットが搭載されていて素早くレンズ交換をすることができます。

ANONのゴーグルについては別記事でまとめていますのご覧ください。

ゴーグルのメンテナンスで一番手軽なのは、使用後は水分を取り乾かすというものです。

ゲレンデまでの移動が車の方はエアコンの送風口の上に置いたり、取っ手に吊るしたりなどしてゴーグルを乾かすだけで基本的には良いかなと思います。

またレンズも同様に水分をとることで、次使う際にゴーグルがくもりづらくなります。

しかしゴーグルのスポンジ部分やバンドに染み付いた汗は乾かしても蓄積されていきますので、クリーニングしないと臭いは取れません。

写真で見てもわかるように全体的に黄ばみや汚れがべっとりと付着しています。ビーニーやバラクラバは基本一回滑ったら洗濯しますが、ゴーグルを洗うことは少し躊躇しますよね。値段も高いですし。

しかし年間100日を超えるボードジャンキーも、土日だけ滑るサンデーボーダーも、家族旅行で年に数回滑るだけのファミリーボーダーでも、ゴーグルについた汚れはすぐに洗うべきです。

クリーニングといってもやり方はとっても簡単です。お湯を張ったバケツに洗剤とゴーグルを漬け置きし、絞った後に乾かすだけです。

ゴーグルを丸洗いするやり方

それではさっそくゴーグルを洗っていきたいと思います。下準備として、ゴーグルのレンズを外しておきます。

※ちなみにレンズが外せないモデルはこの方法は役に立ちません。また劣化の激しいゴーグルは洗濯後にスポンジの接着が弱くなったりすることがあると思います。あくまで自己責任でお願いします。

始めにゴーグルが入る大きさのバケツを用意します。その中に水(お湯のほうが汚れが落ちやすい気がします)を注ぎ、洗剤を投入します。今回は液体洗剤を入れてみました。

洗浄力を上げるのであれば、液体よりも粉の洗剤のほうが良いと思います。

洗剤が水と混ざったら、レンズを外したゴーグルを入れます。スポンジ部分は沈めてから指で押して絞ると汚れが出るので、数回繰り返します。

その後はスポンジ部分やバンドの部分がしっかりと浸るように沈めて、しばらく放置します。

今回は1時間放置しました。

1時間後、ゴーグルをバケツから取り出しスポンジについた洗剤を水で洗い流します。先ほどと同じように指で何度か押してスポンジ内の洗剤も取り除いていきます。

スポンジの上に張り付けてあるフェルトのような素材を見てみると、漬け置きする前は汗や皮脂でテカテカしていましたが、それが取れてサラッとした質感になりました

バンドも軽く絞ったら、干していきます。直射日光は避けて完全に乾くまで乾燥させます。

1日もあれば乾くと思いますので、その都度触ってみて確認し乾燥したらクリーニング終了です。

洗い終わったゴーグルを装着した感想

洗い終わったゴーグルを着けてみると、

汗臭さは見事に消え、ほのかに洗剤の良い香りがしました

さすがに10年も使っているものですので、一回ですべての臭いが取れるわけではありませんが、ゴーグルを着けていて気になるほどの臭いはなくなりました。

これをシーズン前、中盤、終盤の3回程度行うだけで、臭い問題は解決すると思います。

洗う時に気を付けたいこと

先ほども少し触れましたが、基本的にレンズが外せるモデルでのやり方になりますので、レンズが外れないからと言って無理やり漬け置きしないでください。

またスポンジが剥がれかけていたり、劣化によるひび割れや剥離しているものは素直に買い替えたほうが良いです。

さいごに

今回はゴーグルに染み付いた汚れを取る方法をご紹介しました。

スノーボードのギアは値段も高く頻繁に買い替えるとすぐに資金が底を尽きてしまいます。

ギアは長く大切に扱い、浮いたお金でリフト券に充てたり、おいしいものを食べたりと、スノーボードライフのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)=生活の質を高めていってくほしいと思います。

スノーボードなのでQOS(クオリティ・オブ・スノーボード)ですね(笑)

さいごにこの記事を読んでくださった方のお役に少しでも立てれば幸いです。

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